私は本来、音楽家として生計を立てたいと思っていました。基礎工事を仕事にしてきましたが、それは自分の仮の姿のような気がしていました。
やがて、音楽の道に限界を感じ、諦めるときがきます。
私には「基礎工事をやってきた実績・経験」が残り、そのときには、自分を頼ってくれる仲間が増えていました。思えば、一緒に汗を流して仕事をしていく間に、チームで仕事をすることの心地よさ、責任感や達成感、そしてやりがいを感じるようになっていました。
自分が本当にやりたかった仕事に就くのはなかなか難しいと思います。
また、やりたかったことを職業にしたことで、逆に不幸せになってしまうケースもあると思います。 もちろん、夢に向かって頑張り続けている方もいらっしゃるでしょう。
そんな皆さんに、有限会社ベーシックは一つの道を示したいと思います。
働くこと自体が、あなたという個人に価値を生み出します。まずは取り組んでみてください。

簡単な仕事でも、責任を持って完遂し、自信を持ち経験値を上げ、次は難易度を少し上げた仕事に取り掛かる。毎日小さな成功体験の積み重ねを続ければ、自分自身の成長を自覚し、仕事にやりがいを感じることができるでしょう。

私も、会社代表として、自分だけではなく社員が成長したと感じるとき、達成感を覚えます。私含め、それぞれが成長していくことで、会社も成長していきます。


「節のある曲がった材木を適材適所で使った建物は、真っすぐな材木で作った建物より強い」


これは、昔の大工さんの言葉です。

有限会社ベーシック
代表取締役
松本 健一

私は、人間関係もこれと一緒だと考えています。個性や癖がある人間が集うまとまった組織の方が、あらゆる意味で強いのです。
従業員が「必要とされている」と感じながら生き生きと仕事ができ、人として成長できる。
信頼され、自信を持つ。年齢も経験も関係なく、それぞれのステージで、それぞれのペースでやりがいを感じることができる会社。それがベーシックです。
ちなみに、ベーシックという社名は楽器のベースから付けたのかとよく聞かれます。でも実は、「基礎」は英語で「ベース」だと思っていたから付けた社名です。本当は、基礎は英語で言うとファンデーションなのだとずいぶん後になってから知りました。
これはこれで、今や笑い話です。
こんな風に、失敗を笑い飛ばせる明るい会社で働いてみませんか?
あなたの個性、歓迎します

有限会社ベーシックの歴史

1995年 ミュージシャンになるつもりで、就職せずアルバイトを転々とする。ある日、家の近くの工務店の求人募集広告を見て面接に行く。大工の募集は締め切ったと言われ、基礎工事を勧められたので、軽い気持ちで基礎工事のアルバイトを始める。
1996年 まだミュージシャンになるつもりだったので、手間請けの方が自由に時間を作れるのではないかという単純な動機から、工務店から給料をもらう形態ではなく、道具や、車、重機のリース料を払う手間請けで仕事を開始。
以降、音楽仲間や、知人関係の外国人、求人広告で集まった元気な10代など様々な人と手間請けの形で働く。
2002年 ようやく従業員が固定してきたため、会社を法人化する。音楽活動は細々と続けている時期。取引先も増え、慢性的な人材不足が続く。
2010年 外国人技能実習生の受け入れを始める。
2020年 コロナ禍の中、受注は安定。無駄を見つめなおし、増益と働き方改革を目指す。
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